tonerico：tokyo hobby market

まずご紹介するのは 、
72 Demons of Solomon <Malphas> ソロモン72柱の悪魔[マルファス]。

前作の72柱[パイモン]に続いて独自の解釈・アレンジで造形。
マルファスは鴉の姿で現れると伝えられており、その姿は「カラスが服着てる」的なコミカルさを以て記されることが多いのですが、今作では鴉の頭部に女性の肉体を持ち、何とも淫靡な香りと高貴さを併せ持つ作品に仕上がりました。艶やかな肉体とは対照的に、頭部や羽根は貧相な表情なのがまた…！

敢えての半身像として仕上げているのも見逃せないポイントです。
パーツ数４点とシンプルな構成に全長約30cmのボリューム。木製ベースと金属線が付属しているので、画像のように単色で塗って展示してもかなり映えそうです。

続いてご紹介は、
PINCH BEETLE 鬼顎蟲

蟲連作もいよいよ三作目となり、より長大に、細部表現のリアリティも増していきます。
「甲虫の身体に赤子の顔を持つ異形」はモチーフとしては割と有るものではありますが、Hecter氏の作品は存在のグロテスクさと赤子の可愛さが不思議なバランスで同居しており唯一無二な作品といえます。
またそのバランスは塗装次第でどちらにでも振り切ることが出来ますので、製作者様の匙加減でどうぞ。

そして続くは
PINCH BEETLE transparent 鬼顎蟲 透明版 !

鬼顎蟲を透明レジンで複製しました。
独特の美しさが強調されますね。クリアーを吹いて透明度を増すか、少し曇らせて蛹様の風合いを出すか、仕上げに悩みそうです。

最後のご紹介するのは
<PRAYER> Relief <祈祷>レリーフ

アナトミカルな美しさを追求した…
と思いきや、脊髄が触手のように塒を巻いており、やはり人外を超えると思しき存在なのでしょう。

こちらは壁面含めてワンパーツ成形となります。塗装せずに展示されても良いかと。

以上４アイテムをご紹介させていただきました。
こちらは3月の入荷予定となります。

受注分のみの入荷となるかと思いますので、ご興味を持たれた方はお早めにご予約をお願いします。